日本の料理もそうですが
西洋の料理にも
お酒を合わせて楽しみます。

洋食ではお酒はフルコースから
カジュアルな場所での食事でも
料理と一緒にお酒を楽しむことがあるようです。

日本の感覚では、昼に定食屋でセットとビールを
頼むのと同じ感覚なのかもしれませんね。

 

コース料理でのお酒の種類

さて、フランスのコース料理では
お酒は食前酒、食中酒、食後酒の
3つを頼む場合があります。

多くの場合は料理に合う
好きなお酒を選べばよいと思います。

メニューがすぐに決まらない時などは
まず食前酒を頼み、飲みながら料理を
食べるときのお酒とメインの料理を
選べばよいでしょう。

 

コース料理を食べる時のお酒

食前酒

メイン料理を決めるときや
料理がくるのを待つつときに飲むお酒です。

基本的にはオードブル(前菜)が来るまで
飲むお酒ですが、食前酒が気に入ったときなどは
食中酒も同じもので出して欲しいことを伝えましょう。

よく飲まれるのがシャンパンや
スパークリングワインのように
食欲を刺激するものがおすすめです。

 

食中酒

食中酒は赤ワインや白ワインなどの
お酒が好まれています。

料理を食べながら飲むお酒なので
少し辛めのほうが甘めよりは
料理の味を楽しめると思います。

 

食後酒

食後酒は甘めのワインや
アルコール度の高いウイスキーなど
舌に影響が出るようなお酒を頼んで
お酒の味を楽しみます。

 

ワインの種類

赤ワイン

赤ワインはぶどうを皮ごと発酵させてつくるワインで
そのため皮や種子に含まれるタンニンによって
渋みと酸味があるお酒になります。

熟成すればするほどに
まろやかな味わいになりますので
こってりした料理に合います。

白ワイン

ぶどうの皮を取り除いて発酵したワインのため
タンニンが少なく飲むとさっぱりしています。

しつこくない料理に合います。

ロゼ

赤ワインの発酵の途中で
皮を取り除くことで
ピンク色になっているワインです。

イメージとしては赤ワインと白ワインの間のお酒で
飲むと渋みが少ない味わいを感じます。
シャンパンとスパークリングワイン

シャンパンもスパーリングワインもほとんど違うはありません。

違うのは作らいている地域だけで、
フランスのシャンパーニュ地方で
作られたものをシャンパンと呼んでいます。

それ以外の地域で作られたものを
スパークリングワインと呼びます。

炭酸がふくまれているので
食欲を高める働きがあり
胃の動きを活発させるので
食前に軽く飲むと普段より食べることができます。

 

ざっくりと西洋のお酒のルールと種類を紹介しましたが
これぐらい知っていると困ることがないかと思います。

 

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