戦後日本の暮らし|焼け跡・闇市・家制度廃止から復興まで
1945年8月15日の正午、ラジオから天皇の声が流れ、戦争は終わった。けれど次の日の朝、焼け跡で目を覚ました人たちの暮らしは、何ひとつ楽になっていなかった。 東京、大阪、神戸、…
人とモノから読み解く文化の歴史
1945年8月15日の正午、ラジオから天皇の声が流れ、戦争は終わった。けれど次の日の朝、焼け跡で目を覚ました人たちの暮らしは、何ひとつ楽になっていなかった。 東京、大阪、神戸、…
配給の列、防空頭巾、防空壕、そして焼け野原。戦時中の暮らしとして写真や教科書で目にするのは、たいていこうした戦争の終わりのころの風景だ。 しかし1937年に日中戦争が始まっても…
地下鉄に乗って銀座へ出て、百貨店で買い物をし、喫茶店でコーヒーを飲み、映画を見て、円タクで帰る。昭和の初め、東京や大阪にはそんな一日を送る人たちがいた。 同じころ、東北の村では…
百貨店で買い物をして、映画を見て、カフェーに寄り、郊外の赤い屋根の家へ電車で帰る。大正時代の都市の暮らしを並べてみると、明治よりも今の私たちのほうにずっと近く感じる。 明治後期…
明治初期には、汽車や洋館、ガス灯のように、それまでの日本になかったものが次々と現れた。ただ、それはまだ街のあちこちに点のように置かれているだけで、普通の人の毎日とはだいぶ距離が…
汽車が走り、ガス灯がともり、煉瓦の洋館が並び、散切り頭の男が牛鍋をつつく。教科書や錦絵で目にする明治の文明開化は、だいたいこんな風景だ。 しかし、その風景を見ることができたのは…
1958年の赤線廃止について調べたことから始まり、女性の自殺者増加、AV新法と自己決定、そして共同体の弱体化とお金への依存へと疑問が広がっていきました。一見すると別々に見える4…
この記事の要約 地域や職場、親族など、同じ人と繰り返し関わる「フィールド」が弱くなったことで、私たちは人間関係や安心、承認まで市場から買うようになったのではないでしょうか。共同…
この記事の要約 2022年に成立したAV出演被害防止・救済法は、出演強要などの被害から人を守るための法律です。しかし、「本人を守る」ことと「本人の選択を尊重する」ことは、いつで…
この記事の要約 1958年、日本の女性の自殺者は前年の8,860人から9,746人へ、886人増えました。同じ年には売春防止法が全面施行され、赤線も姿を消しています。両者に関係…