西洋料理のコースには
食事にあわせて食中酒選びがあります、

日本料理ではしない行為なので
いきなりテイステングといわれても
どうすればよいのか知らないと戸惑ってしまいます。

簡単な流れだけでも
知っているとティステングといわれても
恥をかかなくて済むのではないでしょうか。

 

テイスティングのやり方

まずは、テイスティングが何かというと
お酒の味を鑑定することで
早い話が試飲をすることを言います。

 

テイスティングの流れ

テイスティングの基本的な流れは

  1. ワインの香りを確認する。
  2. ぶどうの品種の香りを確かめる。
  3. ワインの熟成度の香りを確かめる。

ティステングは選んだワインの香りを確かめるための行為なのです。

 

テイスティングを始めるまでに

テイスティングはワインを注文を終えて
しばらくするとソムリエかウエイターがワインを持ってきます。

そして注文した人にボトルを提示すます。

ここで貴方はワインのラベルを
確認して間違ってなければ
注文したお酒であることを伝えましょう。

このときは相手にわかるように
頷いてもよいですし
「結構です」と言葉で伝えてもよいでしょう。

ソムリエは貴方の了解をとり
ここで初めてボトルを開栓すます。

開栓すると抜いたコルクを
ソムリエがテーブルに置きます。

これはコルクの状態を貴方に
確認してもらうためでに見せています。

そのあとソムリエが注文した人の
グラスにワインを少し注いだら
それからあなたがテイスティングをします。

テイスティングはカップルとときは
男性が、グループの時は主賓が行います。

テイスティングのやり方は
色や香り、温度を確かめます。

 

テイスティングの手順

グラスにワインが注がれたら
グラスの脚を持ち
かるく傾けて光に透かし
ワインが濁っていないか
新しいか古いかを色で判断しましょう。

ワインの香りを確かめます。

最初に確かめるのはぶどうの香りなので
グラスを回りたりはしません。

1度目は香りはぶどうの品種の香りをたしかめます。

今度はワインの香りを確かめるために
グラスの脚のつけねを持ち
音を立てないように軽く回し
ワインの香りを確かめます。

2度目は時間の経過や熟成度を感じます。

最初に確かめた香りを「アロマ」といい
二度目に確かめた香りを「ブーケ」といいます。

一口飲んで味を確かめます。
口の中で空気とワインを混ぜて飲みます。

このときに飲んだときに
喉から花にぬける香りを「バルファン」
といいます。

香りでワインの良し悪しを確かめます。

問題がなければ
言葉で「結構です」と伝えるか
このワインで「結構です」という気持ちが
相手にわかるようにうなずいてあげるとよいでしょう。

テイスティングの流れがこのような形になります。

しっかりしたテイスティングのするには
経験が必要になりますし時間もかかります。

なので慣れていなければ
ここまでしっかりしたティスティングをしなくても
”色をながめ”
”口に含む”
を確かめて、まあいいかと思えば
それでいいと思ったら「結構です」と伝えると
スムーズに終わります。

さらにいえば
ワインをそこまで飲んだことのない人は
ワインの味の違いなどはそこまで判らないものです。

そんなときは、見栄をるより
一口ワインを口に含んで
うなずいけはばよいかと思います。

女性がテイスティングをするさいは
口紅でグラスが汚れないように
あらかじめナプキンで口元を押してから
テイスティングを行いましょう。

 

ティスティングをしてワインが気に入らなかった変更できるのか?

 

答えはNOです。

 

テイスティングの目的は
ワインの味を確かめることではなく
ワインが濁っていないか

傷んでいないか
などを確かめるために行います。

ソムリエがいるような
お店はまず問題のあるワインを
出すようなお店はありません。

なので基本的にはテイスティングは
簡単に済ませたほうが下手な失敗を
しないですむのではないかと思います。

テイスティングの目的は
好みの味のワインを
確かめるために行うものではありません。

ティスティングに対するイメージとして
自分の好みのワインでなければ
変更していいと思っている人が
多くいますがその考えは間違っています。

テイスティングはあくまでも
ワインに欠陥があるかどうかを
確認する行為なので
基本的にキャンセルを
するようなこと出来ません。

ワインを注いだらコルクが混ざっている
ワインの温度は生暖かい
ふつうに考えてもおかしな味がする
などのお店側に問題があるような
場合以外はキャンセルはできません。

テイスティングは西洋料理を食べるための
儀式だと考えて割り切ったほうが良いかもしれません。

 

ワインを飲むときのマナー

  • ワインを注いでもらうときはグラスはテーブルの上に置いたままで手には持ちません。
  • 飲むときはグラスの脚の部分を持ちます。
  • 注ぎ足しはほかのお酒と同じでグラスがカラになりまではしてはいけません。
  • もう飲めないときはグラスの上に手を軽くかざして断りましょう。

自宅での食事でワインを飲む人は少ないかもしれませんが、
外食なら、ワインを飲む人もいるのではないでしょうか。

そんなときに、ワインの飲み方だけでも
知っているとどこかで役に立つかも知れません。

 

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