秋の終わりごとから春先にかけて鍋料理は友達や家族で同じ鍋をつつきながら楽しく食事ができる代表的な食事だとおもいませんか。
今は、スーパーなどで一人用の鍋セットも販売しているので他人に気兼ねなく楽しむことができるようになってきました。
さて、鍋は寒い時期に体をあったためてマナーを気にせずに食べることができますがそれでも、最低限守らなければならないこともあります。
鍋を楽しむための心にとどめておくマナー
鍋を食べる時は何もきにせずに食べたいものですがそれでも守るべきことがあります。
- 鍋はみんなが食べるものなので取り箸を使う
- 一度取った食材は鍋に戻さない
- 好きな食べ物ばかりを食べない
鍋をみんなで楽しむための大切な心得1
鍋から具を取るときに、箸やおたまが準備してあれば必ず使いましょう。
自分が食べるのに使っている箸で具を取ったり取り皿に取らずに直接口に持って行ったりしてはいけません。
気心が知れた同性ならともかく異性がいるなら必ず取り箸やおたまを使用しましょう。
もちろん、親しい友人であっても嫌がる人がいるかもしれませんのでできるだけ準備してあげてください。
最近では焼肉にもトングが全員分準備されたりしていますので鍋でも具を取る道具は数を準備してあげるのが良いかと思います。
鍋をみんなで楽しむための大切な心得2
自分の好きな具を取るために鍋の中であちこち探したり一度取った具を鍋に戻したりしてはいけません。
鶏肉などが生煮えのためにもう一度鍋にお肉をもどす人がたまにいますが、こういった行為は、一緒に食べている人が不快な気持ちになりますのでしてはいけません。
このようなとき野菜や豆腐なら生でもたべることができますがお肉は生煮えのものは無理をして食べると食中毒の原因になりますので食べるようなことはしてはいけません。
鍋をみんなで楽しむための大切な心得3
好きな具だからといって1つの具ばかり取ったりすることはやめましょう。
鍋を食べているのは貴方だけではないので他の人にもその具が食べれるように心配りをしてあげましょう。
また、具によっては数の少ないものもあります。
人数分の具しか準備されてない食材を自分の分以外にもう一つ食べたいときは他の人の確認をとってから取るようにしてください。
こういった小さなことで楽しい食事が不穏な空気になることがあります。
鍋をみんなで楽しむための大切な心得4
取り皿いっぱいに具をとらないようにしましょう。
おいしそうな具がたくさんあるからといってあれもこれもと一度に取ってしまいたくなるかもしれませんが取り皿いっぱいに取ることはあまりよろしくありません。
これが、運動部の合宿での食事というなら別ですが普段の食事の鍋なら食べたい具がすぐになくなるということはないと思いますので2度3度と分けて具を取るようにしてみてください。
一度にたくさん取り皿に取ると他の人からあまり行儀がよく見えませんしせっかく温かかった具が冷めてしまいます。
もしかしたらあいつばっかり食べたということをいう人もいるかもしれません。
鍋は、一人ではなく共に食べてくれる人がいることでよりおいしく感じるものです。
楽しく食事をしている雰囲気を壊さないためにもちょっとした気づかいをすることで楽しい雰囲気で食事をたのしむことができます。
鍋を食べるための心得
1. 鍋の具は自分の箸ではなく取り箸やおためを使う。
2. 鍋の中をあさったり、一度取ったものは鍋に戻さない。
3. 好きな具だからといって独占しない
4. 取り皿いっぱいに具をとらずに小分けにして取りましょう。
みんなで食べるからこそ一緒に食べる人への気遣いが必要です。
それは、一緒に食べる人への気遣いであったり一緒に食べるからこそ衛生面に対する意識であったり鍋は自由に食べたい気持ちもわかります。
でも、一緒に食べる人がいるからこそより鍋を美味しく食べられることを思い出してください。